ホルモン補充療法はいつまで続けないといけないのか?
LOH症候群の治療法としてホルモン補充療法を医師から勧められたが、「ホルモン補充療法は生涯続けないといけないのか?」と不安に感じる男性も多いことでしょう。
このページでは、ホルモン補充療法を受ける期間について考えていきます。
ホルモン補充療法は必ずしも続ける必要はない
ホルモン補充療法も他の投薬治療と同じで、必ずしも続ける必要はありません。
症状が改善されれば、補充するホルモンの量も少なくなりますし、完全にテストステロン値が回復した場合には、補充療法はいったん中止となります。
遺伝子的にホルモンの分泌が異常に低いなど体質が原因でない場合は、ホルモン補充療法を始めたとしても最終的には補充が必要なくなるケースは多いのです。
ホルモン補充療法は急激にホルモンが低下した場合の治療法
もともとホルモン補充療法は、ストレスなどが原因でテストステロンの数値が急激に低下した男性に対する治療法です。
加齢と共にテストステロンの分泌量が減っていくのは、ある意味当然のことです。しかし、あまりにも急激に減ってしまった男性のために、元の分泌サイクルに戻るまでの手伝いをするというのが、ホルモン補充療法本来の考え方なのです。
あくまで続ける続けないは自分の意思
ホルモン補充療法を続ける続けないについては、当然医師のアドバイスを受けることになりますが、最終的に判断するのは自分自身です。
不安であれば、副作用の影響が少ない範囲で続ける場合もありますし、女性との性交渉機能を維持するために、一生続ける男性がいるのも事実です。
LOH症候群のホルモン補充療法は、抗がん剤投与などの治療のように必ず続けないといけないというものではありません。薬に頼る方法が自分にとって好ましくないのであれば、思い切って止めてみるのもひとつの選択です。
男性ホルモンの分泌を維持する生活も大事
ホルモン補充療法を受けているからといって、ホルモン注射に頼る生活はあまりお勧めできません。
ホルモン補充療法というのは足りない男性ホルモンをホルモン投与により強制的に増やしているだけで、根本的なLOH症候群の解決にはなっていないからです。
加齢によるホルモン分泌の減少は、人間にとって仕方のないことですが、ホルモン分泌を維持する身体作りを意識することはとても大切なことです。
そのためには、生活習慣を見直したり、日頃の生活に運動を取り入れたり、ホルモン分泌をうながすようなサプリメントを飲んでみたりと自分なりの工夫や努力が必要なのです。
当サイトでは、男性ホルモンであるテストステロンを増やす方法や、LOH症候群の対策になるサプリメントなどの説明をしております。ご自身の生活に取り入れられるものがあれば、ぜひ取り入れてみてください。