LOH症候群とうつ病との違いとは?

LOH症候群の基礎知識

イライラ、不安感、抑うつ、不眠などLOH症候群の精神的な症状は、非常にうつ病に似ています。

特にストレス社会と呼ばれる現代社会では、程度の軽い重いの違いはありますが、うつ病を発症している男性は非常に増えてきます。なので、症状だけではLOH症候群かうつ病かを判断するのは難しくなってきています。

では、LOH症候群とうつ病との違いはどこにあるのでしょうか。

LOH症候群とうつ病では、血中のテストステロンの値が違う

採血した血

LOH症候群とうつ病を区別するには、血中のテストステロン値を測るのが有効な方法とされています。

LOH症候群を診断する検査方法について

無気力、抗うつなどうつ病の症状が出ていて、なおかつ血中のテストステロン値が低ければ、LOH症候群の確率は高いといえます。

逆にうつ症状が出ていて、血中のテストステロン値がそれほど低くない場合は、うつ病の可能性が高くなります。

LOH症候群とうつ病では原因が異なる

気分がすぐれないサラリーマン

LOH症候群とうつ病は、表に出てくる精神的症状は非常に良く似ていますが、発症する原因は異なります。

うつ病の原因はあまりはっきりとされていないのですが、一説では脳の神経伝達物質であるモノアミンが低下するからだといわれています。

モノアミンとは、セロトニンやノルアドレナリン、ドーパミンなどの総称で、人間の気分を左右する神経伝達物質です。

うつ病の治療の中心となっている抗うつ剤は、このモノアミンを増やすのを主な目的として使用されています。

一方、LOH症候群の原因は、老化やストレスにより男性ホルモン(テストステロン)の減少が大きな引き金となります。なので、テストステロンの分泌が正常に戻れば徐々に症状は回復していきます。

このように、LOH症候群とうつ病ではそもそも原因が異なるため治療方法も変わってきます。

気分が落ち込むなどうつ病の症状が気になって、精神科や心療内科などでうつ病の薬を処方してもらっても、実はLOH症候群であり、原因が別なところにあるので一向に症状が回復しないということはよくあるのです。

そのような場合は、LOH症候群を一度疑ってみて、泌尿器科などでテストステロン値の検査をしてもらい医師からきちんと診断してもらいましょう。

精神面ではうつ病のほうが深刻

また、精神面ではうつ病の方が深刻で、カウンセリングなどの際にうつ病の患者さんからは「死にたい」という言葉がよく出てくるのに比べ、LOH症候群の患者さんからは「死にたい」という言葉はほとんど聞かれる事はないと医師はいいます。

あなたの中で、もし「死にたい」という感情が湧いてくることがあるのであれば、うつ病の可能性のほうが高いかもしれません。

いずれにせよ、放っておいても症状は悪化していくばかりです。無理に我慢などせず、早めに医師に相談してください。

LOH症候群は何科の病院外来を受診すればいい?

 

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